会計/税務

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税制適格・税制非適格の違い

組織再編税制でまず論点となるのが、当該組織再編が税制適格か税制非適格かだと思います。 ここについては、公認会計士の修了考査の税務で頻出論点ではありますが、手が回っていないor丸暗記の受験生も多く、実務で一から学びなおしとなることが多い論点と...
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孫会社に対する連結範囲の考え方

簿記で連結の論点を勉強をすると、連結財務諸表の作成や株式の追加取得や売却などの論点をメインに勉強し、どこが子会社でどこが関連会社なのかといった連結範囲の論点については詳細に勉強せず、所与の条件として問題文に与えられていることが多いかと思いま...
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連結範囲における財団法人・社団法人の取り扱い

グループ会社の連結範囲を検討する際、支配関係にある法人が株式会社であれば、持株割合や実質的に支配関係にあるかといった、形式基準、実質基準をベースに連結範囲を考えることができるかと思います。 しかし、レアケースとしてグループ会社の中に財団法人...
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みなし配当とM&Aによる活用

みなし配当と聞くと、税務特に法人税法における主要な論点として認識している方も多くいるかと思います。 会計士試験や税理士試験では基本的な論点であり、実務的にもよく見かける論点かと思います。 このみなし配当ですが、M&Aにおいてもよく登場する論...
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敷金と資産除去債務の処理について

資産除去債務(ARO:Asset Retirement Obligation)の会計処理と聞くと、将来の除却費用を見積もって、割引率で割り戻して・・・といった複雑な会計処理を思い浮かべる方が多くいると思います。 特に、簿記を勉強している方は...
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のれんに対する税効果について

のれんに対して税効果を認識するのでしょうか。 いきなりこのような質問をされると、なじみがない分面くらってしまう人もいるかもしれません。 結論としては、税効果を認識しないのですが、ではなぜ税効果を認識しないのでしょうか。 今回はこの論点の結論...
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繰延税金資産の回収可能性について

税効果会計のうち、頻出論点と言っても過言ではないのが、繰延税金資産(DTA)の回収可能性の論点かと思います。 この論点は、DTAの計上金額を算出する上で避けて通れない論点である一方、会社分類やDTAの計算方法等複雑な要素も絡み、苦手としてい...
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取得関連費用に係る連結財務諸表固有の一時差異について

以前、取得関連費用の論点についての記事を書きましたが、取得関連費用の論点に付随する重要な論点があります。 それが、連単の投資簿価のずれによる連結財務諸表固有の一時差異の論点です。 今回は、この論点について解説していきます。 連結財務諸表固有...
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取得関連費用の会計処理

M&Aの業界に身を置いていると、様々な関係者と仕事をする機会が多くなります。 クライアントはもちろん、FAや弁護士、コンサルタント等、立場の違う関係者がM&A成功のためにワンチームになって仕事をします。 当然、クライアントはこれら関係者各々...
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スクイーズアウト制度による株式取得の会計処理

企業が、他の会社を完全子会社にしようとする場合、各株主から株式を買い取る必要があるのですが、たまに一部の株主が買い取りに反対し、株式を取得できないケースがあります。 この時、90%以上の株式を取得した場合に、強制的に残った少数株主から残余株...